港町の山小屋だより

2021年5月、被災地石巻に焼酎と洋楽を楽しむBAR「山小屋」がオープン。東京でサラリーマンをしながら毎週末に石巻に帰ってバーを開く生活を続けて2年。そして2023年4月、37年ぶりに石巻にUターン。昼間の事務職とバー経営の二足のワラジを履くオーナーYがゆるーく情報発信しています。

7/3(土) バカが集まる店に

出勤前にまちの本棚に寄ってみた。今日からフェア。なんと一番乗り。俺じゃまずいだろ(笑)。でも写真を撮って出張気分。スタッフさんは初めてお会いする。V・ウルフファンなのだとか。これは筋金入りだ。こういう方々に支えられてるのだとつくづく思う。感謝しかない。


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カフェタイム。今日も暇だ。例のアレをやっちまうか。(レコードジャケットを置くつもりだった)棚を元に戻した。ジャケットのかわりに絵と本。絵を不規則な高さでぶら下げるよりは、棚に傾けたほうがスッキリまとまる。ギャラリー的な感じは薄まったかも。これも試行錯誤。

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インスタで16時に閉めると宣言しておいた。近所に芝居小屋ができるのだ。そのための清掃ボランティアに参加した。…いろいろ書きたいが、またの機会にする。同じ2021年にオープンする同期の好(よしみ)ってところか。

去年の「コトの発端」でも書いたが、店をやったらどうかというアイディアの源泉に、こうした演劇を志向する若い人たちの動きを援護射撃したい、という魂胆があった。俺じゃなくて、先輩を焚き付けたわけだが不発に終わった。しゃーない、俺がやるかと店を始めたわけだが、俺は芝居はよくわからない。それでも表現したい奴はとことん応援したい。ここに芝居小屋「シアターキネマティカ」を立ち上げようというY君の思いを、詳らかに知るわけではないが、山小屋をやる俺と、そんなに変わらないんじゃないかと勝手に想像している。

なんか、バカをやりたかったんだよね、俺は。「店をやる? 何考えてんの?」と罵られるぐらいがちょうどいい。やり過ぎるくらいが、さ。店を開くったって何百万も借金するわけじゃないしテナントなので撤退も容易。実はその程度のモチベーション。それでもバカはバカ。バカじゃないの?と言われると、なぜか気持ちいい。人がやらないことをやる快感。Y君もそれがあるんじゃかいかな。俺よりバカなようだけど(笑)。

紅白ワイン2升をお祝いに置いてきた。門脇のAさんにもらったヤツだけど、こっちのおバカさんたちに飲んでもらったほうがいいでしょ? ね、Aさん。

夜は夜で、またバカが集まった。ロックバカの社長さん。東京から来てくれた。この人が来てくれたら、もう水を得た魚のよう。とにかく楽しい。ずっと話していられる。うちだけじゃなく、上のはっぴいえんどにもぜひ行ってもらいたかったが連れの方が疲れちゃったのでホテルへ帰っていった。懲りずにまた来てくださいね。夜更けまでバカ話をしましょう。

芝居小屋との連帯はこれからだが、○○バカが気軽に集まれる店にしたい。店主が一番の大バカなので、そこは安心してきてほしいデス。