港町の山小屋だより

2021年5月、被災地石巻に焼酎と洋楽を楽しむBAR「山小屋」がオープン。東京在住(石巻出身)オーナーYがゆるーく情報発信しています。

京都出張+小旅行③

【7/12 世界遺産天龍寺

最終日。保養所朝イチで保養所近くの天龍寺拝観。友人から勧められていた蓮池を散策。素晴らしい。「露の身は ここかしこにて 消えぬとも 心はおなじ 花の台(うてな)ぞ」。


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法堂には加山又造筆「雲龍図」。5月に観た身延山より後の揮毫か。


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方丈には曾我蕭白雲龍図レプリカ。原画はボストン美術館所蔵。その前に広がる曹源池庭園はさすが国特別名勝指定第1号。


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背後の亀山・小倉山を借景とする優美な作庭。この庭を抜けて北門を出ると有名な竹林がある。


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竹林を抜けて嵯峨駅まで戻り保津川トロッコ列車で楽しむ。


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【京都側から比叡山登頂】

昨日大原に行く途中で「八瀬駅前」というバス停を見つけ、そこからケーブルカーで比叡山に登れると知ったのでさっそくチャレンジしてみた。嵯峨嵐山を11時過ぎに出て嵐電(京福路面電車)〜地下鉄東西線烏丸線〜バスを乗り継いで八瀬へ。幸い接続がよく洛西から洛北まで1時間ほどで着いた。


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バスを下りて高野川を山側に渡ればケーブル八瀬駅がある。ここから一気に標高差561m(日本一)を登る。乗客は俺一人。窓の外を眺めていたらすぐ前で草を食む野鹿と目が合って驚いた。比叡駅からはロープウェイで山頂へ。パラパラと雨が降り出した。発雷警報が出ていて帰りの運行はわからないとのこと。とりあえず延暦寺まで行ってみる。


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山頂バス停からシャトルバスが出ているが古道マニアなので脇道を徒歩で下りる。ところどころ崖崩れが起きていたが砂利が敷かれて歩きやすい道だった。古道を抜けて、いよいよ延暦寺西塔エリアに入る。


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比叡山延暦寺・西塔エリア】

古道は西塔(さいとう)と東塔(とうどう)の中間に出た。さてどちらから回るか。東塔エリアには宿坊やバスセンターがあり京都に帰りやすいだろうから先に西塔から。


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伝教大師最澄が788年に創建した延暦寺はのちに法然親鸞道元も修行した日本仏教の母山。西塔は杉木立に囲まれた閑静なお堂が居並び厳粛な趣を醸している。山王院、浄土院、にない堂、釈迦堂を回る。誰ともすれ違わず雨のなかを一人歩いていると、身体を一本の氷柱が貫くような感懐がする。身延山高野山とは違う霊気を感じる。来た道を戻り東塔エリアへ。


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比叡山延暦寺・東塔エリア】

西塔から20分ほど歩いて東塔の阿弥陀堂に着いた。雨は止んだが霧がすごい。こちらの建物は割と新しい。国宝殿もあり観光客もチラホラいる。阿弥陀堂で写経をやってみた。筆ペンで南無阿弥陀仏を10回書き1000円を添えて奉納するもの。願い事を書けというので「東日本大震災物故者諸霊追善菩提」と書いた。身延山もそうだったがどこの寺に行っても本尊の前には3.11を菩提する位牌が置かれることが多い。それがあろうがなかろうが念ずるのはただ一つ。俺もそのうちそっちに行って同じ蓮の華に坐らせてもらうから席を空けて待っててね。宗派は違っても念は通ずべし。元三大師様、よろしくお願いします。


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阿弥陀堂を出ると辺りが濃霧に包まれていた。視界5mもない。幻想的な雰囲気に酔いしれることができたが30分ほどで晴れた。国宝殿を見てバスセンターから京都駅行きのバスに乗る。琵琶湖が見渡せた。まさか延暦寺に行けると思わなかったが行ってよかった。出張ついでの物見遊山は店の準備とオープンで半年頑張った自分へのご褒美。

京都出張+小旅行②

【7/11 祇園祭の鉾建て】

四条堀川での連泊終了。朝食をとり荷物をまとめチェックアウト。暑い。もう梅雨明け間近だろう。徒歩で四条烏丸へ。途中で錦市場を通ったので念願のだし巻き卵。小さいパックで300円。手づかみで食らう。ほろふわで旨い。


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四条烏丸。ニュースで聞いたとおり鉾建てが始まっている。去年はコロナで中止となった祇園祭の前祭(さきまつり)を控え盛り上がっている。オリンピックなどどこ吹く風。大丸地下で河道屋の蕎麦ぼうろを土産品に購入。荷物になるので昨日買ったものもまとめて三条の中央郵便局に行き会社宛に郵送。三条駅で地下鉄一日乗車券を買って烏丸線を北上。


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大本山相国寺

今出川駅を出るとすぐに同志社のキャンパスがある。前もこのあたりに来たな。堂本印象美術館があったような。歴史を感じさせる建物が残るキャンパスを抜けると相国寺がある。


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伊藤若冲が生前墓を建てた菩提寺。境内の承天閣美術館には若冲が寺に寄進した国宝級の絵が数多く展示されている。鹿苑寺(金閣寺)や慈照寺が所有する作品のほか円山応挙与謝蕪村など見応えあった。


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法堂の蟠龍図(狩野光信)はコロナのため非公開。実は相国寺に行った第一の目当ては塔頭・光源院の障壁画だった。日展会員のK・Sさんが奉納した杉戸絵(たぶん)を観たかったが残念ながら未公開。

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Kさんには震災1年後に蓮の花を描いた絵をご仏前にと頂戴した恩義があるので「若冲も光信もどうでもいいから加藤晋を見せろ」と社務所でダダをこねようかと思ったがやめた(笑)。またいつか観られる時が来るだろう。

大原三千院

市内の寺社仏閣や美術館はある程度観ているが、洛北はこれまで縁がなく念願の大原詣で。


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烏丸線の終点国際会館駅(宝ヶ池公園)からバスに乗り換え山道を30分揺られると大原だ。一帯にのどかな田園風景が広がる。柴漬けが有名なのであちこちに赤紫の紫蘇畑が見える。バス停のロッカーにバッグを入れて駅近のカフェへ。ゆば丼をいただく。900円。会計の時に財布を開けたら千円札が2枚だけ。下ろすのを忘れていた。ここで1枚使えば残り千円しかない。大丈夫か? 不安を抱えたまま参道を登る。途中の土産物屋にpaypayのステッカーを見つけ少し安堵。しかし拝観料をpaypayで払うわけにはいかない。行けるところまで。


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拝観料750円。三千院は素晴らしかった。客殿の庭園もよいが宸殿奥の虹の間が実によい。王羲之の拓本、下村観山の障壁画が面白い。観山には「大原女(め)」という作品があり何か観られるだろうと踏んでいたので読みが当たった。虹を描いた襖絵はレプリカだが観山らしい繊細な線描。


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仏閣では往生極楽院の阿弥陀三尊像(国宝)が白眉。船底の形をしたユニークな天井とともに必見だ。円融坊の宝物展も楽しめた。これが大原か。


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勢いで寂光院にも行きたいがいかんせん手持ちがない。将来に宿題を残してまたいつか大原詣でに来よう。土産物屋で柴漬け購入。すぐき(京野菜)、ゴボウ、蕗のとうなど。次回山小屋でお通しに出そう。


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再びバスで国際会館へ。途中で八瀬駅というバス停があった。叡山鉄道? ケーブルカー? ひょっとして比叡山にはここから登るのか?

【嵐山に投宿】

国際会館から二条に出てJR山陰本線に乗り換え。このまま行けば京丹波を抜けて城崎温泉に行けるのか。2013年に姫路から朝来、出石を経て行ったことがある。あれは楽しい旅立った。また行ってみたい。途中に花園駅。看板を写メに収めて高校同級生に送った(ラグビーで花園に出た学年なのだ)。


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二条から嵐山まで20分ほど。駅を下りたらポツポツと雨。17時か。チェックインにはまだ早いので夕暮れの渡月橋を見に行った。とてもよかった。

99年の京都出張の時にほんの30分だけ渡月橋を見に嵐山まで来たことがあった。それなりに感動したが、あれしきで嵐山に行ったことにしたくないので、今回改めて訪れたのだった(保養所に泊まりたかったのもあるが)。


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京福嵐山駅、天龍寺の場所を確認して保養所へ。日曜夜の宿泊客は俺一人だった。申し訳ないことで。誰かが「今の京都は中途半端な季節だから」と言っていた。梅雨、祇園祭の直前でオフシーズンなのだ。だが断言したい。観光はオフシーズンに限る。


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京都出張+小旅行①

京都の某美術館で講演を聴く仕事が週末に引っかかってしまい、店を休んで京都に出かけることにした。休むのは5月開店以来初めて。開店準備期間を含めたら約4ヶ月休みなしで東京石巻を往復したのだからいいだろうと、出張兼ねて京都小旅行を楽しむことにした。

【7/9 画廊で情報収集】

金曜夜に東京を発って前乗り計画。会社を定時に退勤して新幹線回数券を買いに八重洲に行ったついでに、京都でどこへ行けばよいかアドバイスをもらおうと京橋のM画廊に寄ってみた。画廊主のほか顔馴染みの画家、コレクターが集まっていた。「今から京都? いいから飲め」。そういう画廊(笑)。いろいろアイディアが出たが、最終的に水墨画家Fさん提案の「建仁寺相国寺」に決定。その後もずっと酒を飲んで、新幹線に乗ったのは20時半になってしまった。


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【京都ラーメン】

11時着。友人(スナックママ)から京都に行ったらまずは第一旭に行けとのこと。そんなにラーメンが有名とは知らなかった。駅から徒歩5〜6分、まん防期間だが午前1時までやってるので行ってみることに。うまいけれどずいぶんと塩辛い。化学調味料と思われる。もうこういうラーメンを喜ばない体になってしまったようだ。隣の新福菜館も美味いらしいがどちらも東京支店がある。そのうち行けるだろう。


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【激安ホテル】

タクシーで四条堀川に行きチェックイン。西本願寺前を通ったが恐ろしいほどに人がいない。これが京都か。楽天トラベルで金土連泊予約。朝食バイキング付きで2泊5800円。申し訳ないくらいに安い。四条堀川なら仕事先にも行きやすくベストなセレクトだった。


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【7/10 錦市場

朝イチで三条高倉へ。ホテルから徒歩20分。仕事は午前で終了。東京から一緒に来ていた業者と食事。その1人が大学が京都だったのでと寺町でおすすめ蕎麦屋へ。穴子丼と蕎麦のセット。美味しかった。別れて錦市場を見物しながら河原町へ。店先で焼くだし巻き卵が美味しそうだった。


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祇園何必館現代美術館】

錦市場から徒歩15分ほどで祇園に着いた。3年前に義父母の金婚式を四条河原町のロシア料理店キエフで祝って以来。そのすぐ近くに何必館(かひつかん)がある。自慢の徳岡神泉をぜひとも観たかった。最上階を贅沢に使い別格の扱い。下はなぜか山口薫のフロア。だがこれもよい。絶筆を展示。地階の北大路魯山人はどうでもよい。梶川さんという画商の一大コレクション。自画自賛が鼻につくが、いいものはいい。これで一つ、京都の大きな宿題が片づいた。


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建仁寺

河原町から祇園、花見小路を抜けて山門をくぐる。京都最古の禅寺。日本画小泉淳作さんの双龍図が観たかった。鎌倉・建長寺雲龍図は何度も観ているがこちらのほうが壮大だ。既成画壇に属さず我が道を貫いた反骨の人。反面、酒好きでおしゃべりで楽しい人だった。十二所のアトリエを何度か訪問して親しくなった。一度取材をした時に版画を撮影して「それ持って帰りな」と頂戴したことがある。社長に報告したが版画には興味ないのか「君がもらいなさい」と言われた。新築したばかりの石巻南浜町の実家に飾ってあったが3.11で流されてしまった。本堂ホールでNHKの双龍図制作映像が流されていて淳作さんのご尊顔とお声が懐かしかった。来てよかった。方丈には海北友松の雲龍図と竹林七賢図の障壁画(複製)。ほかに俵屋宗達風神雷神(複製)、なぜか細川護煕の障壁画があったり、心ゆくまで楽しめた。桑の葉のボウロを購入。境内で育てているらしい。


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知恩院

八坂神社前から円山公園を抜けると知恩院に出る。30年ぶり。初めて京都に来た時に真っ先に向かった場所。わが菩提寺紫雲山西光寺(門脇2丁目)が属する浄土宗総本山。着いたのは16時過ぎ、建仁寺に長く居すぎて拝観時間が終わっていた。国宝・三門前で同唱十念「南無阿弥陀仏」。ここ知恩院と東京芝・増上寺の並々ならぬご支援があってこその10年。憚りながら檀徒を代表して厚く御礼申し上げます。


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【京都は銭湯天国】

夕方5時。飲むなら今のうち。同級生から教えられた小料理屋が祇園だったので行ってみたら入りにくいったらない。HPを見ても1万円はする。俺には合わない。ナオちゃん、ごめんな。飲む前に汗を流したい。京都の銭湯に行ってみよう。祇園から5分歩けば市営住宅の銭湯があった。悪くはないがコンクリート造りでちと違う。そこから数分歩けばさらに1〜2軒。犬も歩けば銭湯に当たる。三条の孫橋湯に決定。450円で天国に行ける(東京より20円安い)。


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まだ明るいぞ。祇園を歩いたがタオルをぶらさげて入るような店は皆無。錦市場に戻って居酒屋を見つけた。湯葉や豆腐が美味そうだ。カウンターに座りビール。両隣がカップルで居心地悪いが仕方ない。鱧と湯葉梅肉揚げ、賀茂茄子の田楽など。京の米焼酎も飲んでみたがかなりきつい。芋のよう。バイトが間違えたんじゃないか?「まねきつね」とか言ったな、そのうち買って飲んでみよう。


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19時半でラストオーダー。そこから少し歩くとまたまた情緒豊かな古びた銭湯発見。100年は経っているだろうか。脱衣場では甲子園の阪神巨人戦の中継。桑田がコーチ補佐? それを清原が解説? まるで昭和にタイムスリップしたよう。壁のあちこちに「You're in Heaven」と書いてある。Yes, I am!!


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スナックでやってるところはないかと検索して、地図にない店に入ったらオカマバーだった。女性客ばかり、カラオケで盛り上がっているがカウンターで一人所在なくハイボールをなめる。京都での一人飲みをどうすればよいかよくわからない。この時期ではどうにもならないのかな。ホテルに帰ろう。

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ホームの狛江SCへ

石巻こそがホームのはずだが、アパート暮らしで住民票もなければ住民税も払っていない。石巻で飲みに行ってもヨソの客。やはりホームは東京自宅近くということになる。

狛江(こまえ)といっても多摩地区の人間でなければ場所も思い浮かばないだろう。日本で2番目に小さい市だ。都内在住者からも「何県?」と言われるのがオチだ。狛江の説明は後回しにして、とにかくホームの酒場で飲みたい一心で(石巻で店を閉めて飲みに行くと「脱走」呼ばわりされる)、日曜は6時半に起きて7時の仙台行バスに乗り、9時半発の高速バスで東京に帰った。新宿バスタ16時着、私鉄とバスを乗り継いで狛江SC(ショッピングセンター)へ。17時に到着。

SCといってもモールじゃない。昭和の香り漂う都営団地近くの商店街。その商店街も寿司屋と靴屋を残すのみ、スナックが20軒近く営業するディープな歓楽街だ。場末感という意味ではわが立町に似ていなくもない。

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自宅から自転車で20分、通勤経路の途中駅からも行けるのでよく通っている。通っていた、というのが正解か。石巻は幸い、飲食店営業への制約は最小限で済んだが、狛江を含む東京は4回にわたる緊急事態宣言で長期間にわたる時短営業または休業を余儀なくされている。この日はまん延防止期間中で酒類提供は19時まで。それでも2時間はいられる。そのために朝6時半に起きたのだ。

スナックJへ。ドアを開けるとMママが「あれーどうしたの? 石巻は?」。店に行くことを言ってなかったので驚かれた。ほかにスナックRママ(前に山小屋に来てくれた)と常連さん。おみやげに持参した女川高政の笹かまをアテに乾杯。これだよ、これ。

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ここはみんな一人客。沢田研二好きのファンキーなMママを慕ってここに来る。今はカラオケもできないし静かに飲んでしゃべるだけだが、ここで焼酎水割りを舐めてるだけでホッとする。しばらくするとドアが開いて男性が入ってきた。ロシアだ。同じ宮城出身のSさん。中国の大学で日本語を教えていたがコロナで帰国、いまは自治体の臨時採用で糊口を凌いでおられる。中国語とロシア語が堪能なのでみんなからそう呼ばれている。最初の出会いはここで「石巻の女(ひと)」を唄ってたら遠くの席から「北見宏児さんだね。サイン会に行ったことがあるよ」と話しかけられて意気投合した。「お久しぶり。山小屋はどうですか」と互いに近況報告。3月からずっと山小屋にかかりきりだってたので、こうして客として話すのが新鮮で楽しい。

ふだんは、ここの客は1時間いたら隣の店、階下の店へと流浪する。何時間も同じ店にいるのは野暮なのだ。「じゃあそろそろRに行ってくるよ」「いってらっしゃい。マスターのGちゃんによろしくね」てな具合。店主同士も仲が良く、必然的に客同士も仲良くなる。東京ではこうした酒場コミュニティは珍しいことではない。何がそうさせるのかわからないが、ロシアや俺のような地方出身者が多いからかもしれない。お互い頑張ろうね、という暗黙の連帯感があるんじゃないだろうか。

山小屋を始めるとき、狛江SCのような酒場コミュニティを作りたいと考えた。2〜3軒でよいから客が流浪しやすいネットワークをだ。まだ全然、手応えを感じてはいないが、あの古井戸通りは場所的人材的に条件が揃っている気がしている。例の非スナック弱小連合として。

twitterやLINEなどSNSを駆使すれば容易にできるのかもしれないが、ここはアナログで行きたい。瓦版「古井戸通信」でも発刊するか(笑)。19時となりお開き。最後にRママのSちゃんが「来週山小屋休むんでしょ。貼り紙してきたの?」。あー忘れた! 来週は京都出張で店を休むのだ。朝早く起きてきたから…と言い訳テヘペロ。まだまだ客気分が抜け切れてないんだなぁ。

7/3(土) バカが集まる店に

出勤前にまちの本棚に寄ってみた。今日からフェア。なんと一番乗り。俺じゃまずいだろ(笑)。でも写真を撮って出張気分。スタッフさんは初めてお会いする。V・ウルフファンなのだとか。これは筋金入りだ。こういう方々に支えられてるのだとつくづく思う。感謝しかない。


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カフェタイム。今日も暇だ。例のアレをやっちまうか。(レコードジャケットを置くつもりだった)棚を元に戻した。ジャケットのかわりに絵と本。絵を不規則な高さでぶら下げるよりは、棚に傾けたほうがスッキリまとまる。ギャラリー的な感じは薄まったかも。これも試行錯誤。

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インスタで16時に閉めると宣言しておいた。近所に芝居小屋ができるのだ。そのための清掃ボランティアに参加した。…いろいろ書きたいが、またの機会にする。同じ2021年にオープンする同期の好(よしみ)ってところか。

去年の「コトの発端」でも書いたが、店をやったらどうかというアイディアの源泉に、こうした演劇を志向する若い人たちの動きを援護射撃したい、という魂胆があった。俺じゃなくて、先輩を焚き付けたわけだが不発に終わった。しゃーない、俺がやるかと店を始めたわけだが、俺は芝居はよくわからない。それでも表現したい奴はとことん応援したい。ここに芝居小屋「シアターキネマティカ」を立ち上げようというY君の思いを、詳らかに知るわけではないが、山小屋をやる俺と、そんなに変わらないんじゃないかと勝手に想像している。

なんか、バカをやりたかったんだよね、俺は。「店をやる? 何考えてんの?」と罵られるぐらいがちょうどいい。やり過ぎるくらいが、さ。店を開くったって何百万も借金するわけじゃないしテナントなので撤退も容易。実はその程度のモチベーション。それでもバカはバカ。バカじゃないの?と言われると、なぜか気持ちいい。人がやらないことをやる快感。Y君もそれがあるんじゃかいかな。俺よりバカなようだけど(笑)。

紅白ワイン2升をお祝いに置いてきた。門脇のAさんにもらったヤツだけど、こっちのおバカさんたちに飲んでもらったほうがいいでしょ? ね、Aさん。

夜は夜で、またバカが集まった。ロックバカの社長さん。東京から来てくれた。この人が来てくれたら、もう水を得た魚のよう。とにかく楽しい。ずっと話していられる。うちだけじゃなく、上のはっぴいえんどにもぜひ行ってもらいたかったが連れの方が疲れちゃったのでホテルへ帰っていった。懲りずにまた来てくださいね。夜更けまでバカ話をしましょう。

芝居小屋との連帯はこれからだが、○○バカが気軽に集まれる店にしたい。店主が一番の大バカなので、そこは安心してきてほしいデス。

7/2(金) 客を待ちつつ無声映画

新宿バスタ発のウィラーバスで仙台へ。乗り換え時間にまた中古レコード市に立ち寄った。4月からの長期イベント、店舗入れ替え制で今回が最終クール。店に通うついでに立ち寄って10枚ほど買った。今回もこの4枚。


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1枚目には驚いた。1968年ヤードバーズ解散前(レッドツェッペリン結成前)の2枚組編集盤。この秀逸ジャケットは30年前に1万円以上した。オリジナル盤は1971年にツェッペリン人気に乗じてEPICが勝手に発売したため怒ったジミー・ペイジが訴訟を起こし回収された曰く付きレコードです(オリジナルは数十万円?)。3800円ということは1976年再発盤だろう。左肩の番号「EG 30135」でヤフオク検索すると3000〜5000円の落札相場なのでそんな感じか。それでも資料でしか見ることのなかったレコードがよい状態で買えてラッキーだった。Mark-Armond(900円)は2月に亡くなったジョン・マークを偲んで。スワンプウォーター(900円)は変形ジャケ。P.B.B.Bベスト2枚組(1200円)はヤードバーズ同様に優れたギタリスト輩出を示す好盤。なかなかいい釣果だった。

バスで石巻へ。イオンで何か買ったはずだが忘れた。店を開けて客を待つが手応えなし。時々、店の前を人を通るけれど覗きもしない。飲む店を探し歩いているのではないようだ。飲みに行きたいけれど「最近、山小屋さんは脱走してばかり」と風のウワサで聞こえたのでガマン。じっと待つのも仕事なのだ。

暇なのでDVDを観ることにした。借りていた「シビリゼーション」。アメリカの無声映画だ。日本画家の土屋禮一先生(本当はネ篇に豊)にお借りしたもの。大の映画ファンの土屋先生と小津安二郎の話になり「小津が中学の時に見て映画監督になろうと決心した映画があるんだ」と教えてくださった。数日後にわざわざ送ってくださり驚いた。これは大変、観て感想を書いてお返ししなければならぬ。観るなら店しかない、と持ち込んでいた。


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映画の詳細はhttps://ja.m.wikipedia.org/wiki/シヴィリゼーション_(映画)。

いやー、厳しいな。観念的、宗教的で、エンタメ性が皆無。戦争がいかに市井人を不幸たらしめるかを延々と描く。でも最後まで頑張って観た。戦争シーンが本格的で驚いた。セットも手間ひまがかかっていて、当時はこうした啓蒙的な映画が受けたのかもしれない。小津安二郎ファンを自称する人に「では『シビリゼーション』は見ましたか?」と訊くと面白い反応が見られるかもしれない(笑)。

結局ボウズ。一日がかりで石巻に帰ってこれだ。でも仕方ない。まだ2ヶ月なのだ。種まきの時季、芽が出るまで何ヶ月も待つしかない。いまは客が来ない時の時間のつぶし方を工夫するしかないなぁ。

6/26(土) 看板完成。そしてなぜか大盛況

朝、店に行ったらJASRACから書類が届いていた。BGMの著作権使用契約。5/1の開店から1年間6600円也。払っている店は少ないと思うが、これで気兼ねなく音楽を流せる。払うのは著作権へのリスペクトもあるが、精神衛生のほうが強い。JASRACはいろいろ批判されているけれど、著作者や著作権者を、権利侵害から守る役割はとても重要。そういう創作環境が整ってこそ素晴らしい楽曲が生まれる。ジミヘンを見ろ。周りにギャランティの大半を奪われ失意のうちに死んでいった。あれは搾取したマネージャーや音楽出版関係者が殺したようなものだ。


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賄い昼食は前日の残り物エノキバターで焼うどん。小学校同級生、祥ちゃんのにんにくも2、3個ぶちこむ。うまいけれど、見た目がよくない。彩りを考えなきゃ。

13時からカフェタイム。常連女性客が立て続けに。共通の知り合いなので二人を放ったらかしにしてテーブルで看板製作開始。


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実はノープラン。どうやって作るか考えながら作業してゆく。最終的にはロゴのカッティングシートをアクリル板に貼るわけだからと、まずはプリントしたロゴをハサミで切り抜く。それを裏返してカッティングシートの裏面に転写(ペンで輪郭を写しとる)。実はこれ、カッティングシートではなく、トイレの床や壁に貼る塩化ビニールの壁紙。ホームセンターで買ってあったがトイレはタイルのままでよいことにしたので未使用だった。木目調だし耐水性もあるし代用可能だろう。

シートをハサミで切り抜いてアクリル板に置いてみる。やや文字が小さいが、余白が多いほうがつつましくて良い。元のロゴを見ながらシールを剥がして貼り付けていく。電飾看板は表と裏があるので2枚必要だ。乳白の透ける板なので重ねれば同じ位置に貼れる。このアクリル板はAmazonで購入。サイズ指定カット、2枚で4000円ぐらいだったか。

客2人は1時間ほどで帰り、その後も作業続行。カフェタイムが終わる頃にほぼ完成した。電飾看板の山小屋は1階なので一番下になる。板を止めているアルミフレームのネジをドリルドライバーで外して、前の「クリスタル」とお別れ。そこにアクリル板2枚をはめこんでネジを止めれば完成。ここは暗くなったら自動で点灯する。夜が楽しみだ。


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ドアの脇、ランプ下の看板も修復。リサイクルショップで100円で買った写真額のコルク台紙に赤いマジックでロゴを書き入れて後ろをテープで留めたのだが雨水が入り込んでカビが生えてしまった。これはこれで味があるが(笑)。


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先ほどのビニールシートをガラス板の表全面に貼り、ロゴをカッターで切り抜いた。抜いた裏側からシールを貼れば白抜きロゴになる。開店した月「2021.5」とマジックで書き入れて、ハイ完成。


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そのままバータイム。今日は常連さんが4名でのご予約。それだけかなと思ったら、その前に女性客2名様ご来店。インスタを見て来たという。うれしくていっぱいサービスしちゃった(笑)。遅れてご予約4名様。昼間に観慶丸で作品展示をしていた版画家の妙才さんもご一緒。今日はずいぶん賑やかだな。

そこへスマホに着信。「今から行っていいかな」。石巻専修大で仏文学を教えていたO先生(今は退官して名誉教授)だった。頼み事があると言う。カウンターに予約席のプレートを置いて、テーブルで談笑しているK子さんに「今からO先生が来るって」と伝えた。O先生は二度目のご来店。お酒が飲めないのでコーヒーを。用件はご友人の原稿を読んでほしいというもの。仏文学研究者で能の舞手という方が書いた短いエッセイだった。面白そうなので雑誌の編集者に回すことにした。あれこれ世間話をして、さて帰るかと先生が席を立つ頃を見計らって後ろにいるK子さんを紹介した。どちらも南浜町に住んでいて門小門中で同級生なのを知っていたからだ。

60年ぶりの再会。最初はお互いに思い出せなかったが、担任の先生や近所の家の名前などを言い合って「あの家の○○ちゃんか」とようやく繋がった。娘のI子ちゃんたち若い人たちも、二人が話す昔の南浜町、門脇町の話に聞き入った。いつかはこんなことがあるかもと思っていたが、思いのほか早く招来した。こんな出逢いをプロデュースしたくて山小屋を作ったのだ。帰り際にO先生が「楽しかった。ここに来ると昔に帰れるんだね」と言ってくださった。心の中でガッツポーズを取っていた。

K子さんたち4人は、60年ぶりの再会の余韻に浸っている。そこへラ・ストラーダのお二人ご来店。大盛況の予感的中。看板のおかげ お二人は飲めないのでコーヒーを。4名様とも顔見知りなので盛り上がる。そこへ今度は見知らぬ年配男性客がふらりと。「一見(いちげん)でも大丈夫かい?」はいどうぞ。前を通りかかったらしく、これぞ本当のフリー客だ(インスタやブログを読んで来た客とは区別したい)。北海道まれで中部の大学に入り紆余曲折を経て石巻にいるという人生の先輩といろいろお話しできて楽しかった。カウンターの中に立って、こういう見知らぬ客人の相手を満足にできるのか、自分でも不安だったが、特別なコツなどいらない。相手をリスペクトし、人として素直に接すればよいこと。普段から飲み屋の客同士の交流で慣れてはいる。微妙に違うけれど、大きく変わるわけでもない。あとは他の客への気配りができれば大丈夫だろうと考えている。たいがいの話題にはついていける。

4名様お帰り。最後にラ・ストラーダの二人が残った。YさんがDVDに興味津々なので秘蔵のライブをかけたらとても喜んでくれた。英BBCの伝説の音楽番組「Old Glay Whistle Test」。Aさんもこのあたりの80'sが好きなようで楽しんでもらえた。0時を回って看板。二人を見送りがてら店の外に出ると、夕方作った看板が皎々と輝いていた。


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上のBUGの白い看板とかぶっているのでもう少し色を加えたほうがいいな。前の「スナッククリスタル」の青い看板は良くも悪くも、この古井戸通りの印象を強く与えていた。六文銭、あるいは紅の側からこの横丁を覗いたときに「スナック○○」の看板が見えるのと「山小屋」という看板が見えるのとでは印象がかなり違うはずだ。なんか面白そう、と思ってくれればいい。お向かいの「スナックわがまま」の赤い看板が今なお強烈なのでそれに負けない体勢を作らねばならぬ。はっぴいえんど、GAIN SONG、Bug、そして山小屋の、非スナック弱小連合だけれど、この古井戸通りから新しい風を吹かせたい。

やっぱり看板は大事だね、Sちゃん。