港町の山小屋だより

2021年5月、被災地石巻に焼酎と洋楽を楽しむBAR「山小屋」がオープン。東京でサラリーマンをしながら毎週末に石巻に帰ってバーを開く生活を続けて2年。そして2023年4月、37年ぶりに石巻にUターン。昼間の事務職とバー経営の二足のワラジを履くオーナーYがゆるーく情報発信しています。

1/28(木) 食品衛生管理者講習

正月休みが明けた途端に緊急事態宣言となり帰省が困難になった。帰れるには帰れるのだが家族の視線が痛く感じるので出にくい。結局月末まで何もできず。

だが28日は前から予約していた食品衛生管理者講習会なので帰らないわけには行かない。前日に会社の終業時刻と同時にタイムカードを押して新幹線に飛び乗って仙台へ。会場の石巻合同庁舎はアパートから遠いので仙台発高速バスで合同庁舎前で降りるのが楽だと踏んで国分町ビジネスホテルを予約した。12月の予約時はGoTo適用で1800円ほどだったが中止になり3000円ほど。それでも安い。

仙台に着いて腹ごしらえをしてから知り合いの店に行った。ママから2月で閉店だと聞かされ愕然とする。仙台でまた良店が消えた…。

翌日は8時発のバスに乗り9時過ぎに合同庁舎に到着。けっこう人数が多い。100人はいたかもしれない。午前午後とぶっ通しの講義。少しウトウトしてしまったが最後まで何とかもった。後ろの席のイビキが凄かった(笑)。


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無事に終了証をもらうことができた。これで店さえ準備できればいつでも開店できる。せっかく合同庁舎に来ているのだからと保健所に行って営業許可申請書類をもらってくる。係に「東京在住のまま石巻でBARをやりたいと考えているんですが何か気をつけることはありますか?」と訊いたのだが、それへの回答は得られなかった。あまり気にしなくて良いということか? それでも申請書をもらえただけでも大前進だ。図面や設備の条件などが書いてあり参考になる。早く申請したいものだ。


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合同庁舎からあゆみ野駅に向かいトボトボ歩く間にサンデンのカスタマーサポートに電話した。店の古いショーケースについて聞いてみた。「そうとう古い機種ですね。30年以上前かも。壊れてても部品がないので修理できませんね。動くんですか? 冷えるなら使っちゃってください。津波や台風の水に浸かったとしても乾いていれば問題ありません。ダメなら冷えませんから。あとは自己責任で」とのこと。極めて明快な答えだなぁ。