港町の山小屋だより

2021年5月、被災地石巻に焼酎と洋楽を楽しむBAR「山小屋」がオープン。東京でサラリーマンをしながら毎週末に石巻に帰ってバーを開く生活を続けて2年。そして2023年4月、37年ぶりに石巻にUターン。昼間の事務職とバー経営の二足のワラジを履くオーナーYがゆるーく情報発信しています。

5/9(日) カフェタイムでバタバタ

朝、開店準備をしているところへ電話が鳴った。石巻S大学のO先生だった。東京の仕事で10年近くお付き合いしている。「昼に4人で行きたいのだけど空いてるかな。腹へってるので何か食べさせて」とのこと。ひゃー、一度に4人前? 家で家族に作るときは全員同じメニューだけどやれるかな? 頑張ってガパオライス、仙台油麩丼×2、サバ缶トマト煮パスタを出した。カフェタイムで食事を出したのは実は初めてで、水やスプーン、食後のコーヒーなどやることがいっぱいでアタフタした。


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(写真は自分用に作った賄い飯。左から仙台油麩丼、ガパオライス、サバ缶トマトソースパスタ)

今日はパスタの量を間違えて超大盛になってしまい味が薄かったことと思います。O先生、今日は愛の特訓だったのですね。手際悪くて申し訳ありません。明日から精進します。

その後、昨日来てくれた友人が親子連れで再来店。奥さんとも久々に会えた。昔は家によく遊びに行ってたのに震災後遠のいてしまったが、こうして店で会えるのはうれしい限り。新たな絆ができた気がする。


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17時で店を閉め東京へ。石巻駅前のサイボーグ戦士たちは西陽を浴びていた。自宅に着くのは22時前後だな。まん防が解除される5月12日以降、石巻市内飲食店への時短要請もなくなるそうで(仙台市内は継続)、どんな様相を呈するのだろうか? 金曜にまたここに帰って店を開け、夜の石巻を見つめてみよう。皆さまどうぞご自愛ください。