港町の山小屋だより

2021年5月、被災地石巻に焼酎と洋楽を楽しむBAR「山小屋」がオープン。東京でサラリーマンをしながら毎週末に石巻に帰ってバーを開く生活を続けて2年。そして2023年4月、37年ぶりに石巻にUターン。昼間の事務職とバー経営の二足のワラジを履くオーナーYがゆるーく情報発信しています。

2022-03-01から1ヶ月間の記事一覧

門小のためならエンヤコーラ

4月3日、震災遺構「門脇小学校」がオープンする。わが母校。門脇にあった旧実家からは徒歩5分で行けた。南浜に両親が移り住んでからは市内で教員をしていた叔母に貸していた。ともに震災で流され、南浜町の土地は居住不可となり公園整備のために売却したが、…

3/19(金) 山小屋は無事でした

3月16日の福島沖地震で震度6弱を記録し津波注意報が発令された石巻。東京も気持ち悪い揺れだった。どこかで大きな地震が起きたその余波的な予感。いつもそう思うようにしているが的中するのも嫌なものだ。 メールやLINEで親戚の状況を聞くと、激しく物は落ち…

3.11のことは書かない

今年も3.11がやって来る。 ブログタイトルを「港町の山小屋便り」としたのは、わが町石巻が2011年の大津波で甚大な被害を受けた被災地からの定点観測的な発信をしようと考えた。こうして店やその周辺のことを書いていても、その志向がプンプン匂うのはやむを…

山小屋を続けるインフラとしてのわが家

石巻での寝泊まりは、2013年からずっとアパートだった。最初に借りた山下のルナシー(上記写真。左は兄貴)は家賃3万円。2年して更新しようと思ったら「被災者向けに安くしてきたが元に戻したい」と大家に言われ、それならばと安いアパートに引越した(兄貴…