真野のチョドフェス
友人Mが関わっているという“夏フェス”に行ってみた。石巻の郊外、京ヶ森の麓の山間部。バイクで30分ほどで着いた。真野(まの)地区は稲井のさらに奥、山の向こう側は雄勝になる。長閑な田園風景が続く土地柄で、好きな場所だ。
日本の民俗舞踏、フォークデュオ、パフォーマンスアートなど趣向を凝らした出し物が歓声を集めた。
楽しみにしていたエスニック料理も堪能した。ベトナムのサンドイッチ、バインミーはピリ辛ソースが暑さを和らげてくれた。おにぎりランチプレートもおいしかった。
お楽しみは、Mが率いているウクレレちんどんオーケストラ。まきあーとテラスの柿落としで演奏したのは知っていたが、実際に聴くのは初めてだ。ウクレレ、ギター、ウッドベース、アコーディオン、リコーダーといった楽器をガシャガシャ演奏しながら、音程構わず大声で歌う。楽しそう。やってみたい。いま店でアルトサックスを練習しているので、吹けるようになったらチャレンジしてみよう。
14時を過ぎたところでお暇(いとま)した。夕方の電車に乗って東京に戻らなくてはならない。友人Mに挨拶をして真野を後にした。
田園風景のなかをバイクで走るのは気持ちがいい。こんな土地で郵便配達やトラックドライバーなんかやれたら最高だ。そろそろ仕事探しを本格化するか。