港町の山小屋だより

2021年5月、被災地石巻に焼酎と洋楽を楽しむBAR「山小屋」がオープン。東京でサラリーマンをしながら毎週末に石巻に帰ってバーを開く生活を続けて2年。そして2023年4月、37年ぶりに石巻にUターン。昼間の事務職とバー経営の二足のワラジを履くオーナーYがゆるーく情報発信しています。

休業中の東京での過ごし方

(休みと金の話ばかりなので趣向を変えて)

半年ぶりに、石巻に帰らなくてよい週末が到来。新幹線や車で帰っていた金曜夜。さて何をやればよいのだろう?


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ギターでもいじるか。2014年頃にジャンクギターにはまり、以来50本ほど買っては売りを繰り返してきた。店を始めてからギターどころではなかったが、何本か手付かずのジャンクギターが手元にある。

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山小屋にもアコギを1本置いてある。仙台ハードオフでKOGAのミントコンディション(無傷)が2000円だった。古賀政男が関わったギターでおそらく全音製だろう。特別よいギターではないが山小屋風かなと思った。ただよく来る同級生たちは手軽に抱えられるエレキギターのほうがよさげなのでストラトを1本持って行こうと思っていた。

Jagardである。寺田楽器製というのが定評だが定かではない。ネックのプレートにMade in Japnとあるわけでもなし、ボディはプライ(合板)、ザグリ(木材に開けた穴)はガサツ、とても“ジャパンビンテージ”とは呼べない作り。アコギのJagardなら寺田楽器製でほぼ間違いないがストラトは違うだろう。倒産後にブランドが売られたんじゃないかな。店で酔っ払いが触るギターだし、かといってPhotogenicやLegendなどいかにも安いストラトじゃつまらないし、そこが俺の遊び心。


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確かハードオフで1000円だった。埃まみれズタボロだったがそういうのこそ磨き甲斐がある。パーツストックを漁ったら同じJagardのネックとピックガードがあったので交換。ネック裏に色違いの木材が埋め込まれた「スカンク仕様」なところが憎い。

配線はすべてやり直した。ピックアップセレクターがどうしても合わない。ネジ穴のピッチが違うのでセレクター本体側に穴を開け強引に取り付けた。きついのかレバーが倒れず切り替えできないが鳴るのでまぁいいか。秋の夜長を、レコードを聴きながら無心に作業した。こういう時間、久しぶりだなぁ。


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翌日はテニス。ソフトボール仲間のLINEに「テニスやろう」と書いたらちょうどキャンセル待ちでコートが取れたとの連絡。多摩川沿いの市営コートで汗を流した。膝の爆弾はほぼ鎮圧。2時間のプレー中も膝の痛みを気にすることがなかった。このまま不発で終わってくれるといいが。ラケットは去年ガットを張ったまま。テニスの頻度が上がったら張り替えよう。

コロナ前は、テニス(土曜90分)、ソフトボール(日曜120分)、ふらばーるバレー(火曜90分)をしていたが、借りていた体育館やグラウンドがコロナで使えなくなったりでポロポロとできなくなった。最後まで残ったテニスを膝痛で去年秋に辞めて、週末の時間のほとんどを店に注ぎ込んでいた。やればやはり楽しい。店は歳をとってからでもできるがスポーツは今しかできない。

ソフトは若いお父さんに世代交代でフェイドアウトだろう。テニスは60代以降もできそう。門脇に石巻ローンテニスクラブがあるので、そこに入会するのも手だ。土曜午後とか日曜午前とか。やるなら来年以降だろうな。まずは店を軌道に乗せなければ。