8/13(金) お盆なのに
とにかく寒い。20度いかない。10月下旬並みだとよ。
昼前にアパートを出て近くに新しくできた中華料理屋へ。回鍋肉丼と坦々麺のセット。ボリューミーだがもうそこまで腹が減らないし、食べ切っても至福感には至らない。
隣の席に有名人のMさんが座った。この近くなのだろうか。いろんなところでご芳名やご尊顔を拝見するが、悲しいかな面識がない。一度アイトピアの映画イベントを手伝ったとき、後片付けをしているところへやってきて打上げに誘われたが、逃げた。彼と面識を得れば石巻で名を広められたかもしれないが、俺は無名でいいやとその場を立ち去り一人で飲んだ。3〜4年前の話だが今ならどうするだろう? やっぱり逃げよう(笑)。
イオンで買い物。駅前にリボーンアートのポスターが目立っている。開幕したらしい。行かなきゃな。前回は幼なじみと一緒に鮎川や荻浜を回った。彼女も店には一度も来ていない。年寄りと暮らしているから自粛してるんだろうが、LINEぐらいくれてもいいのにな。ここまで客足が少ないと人恋しさもひとしおだ。弱っちいね。
このお盆中は冷凍庫の中をできるだけ減らそうと決めた。ワラビを解凍、スペイン風オムレツにしてみた。まずくはないがワラビだと気づいた時の反応は人それぞれだな。好きな人なら当たりだが。保険に穴子天ぷらも出そう。
この日は同級生S子一家、2.0Kさん、REDママが来てくれた。REDママとは前日にスナックMでバッタリ会っていた。「昨日のこと覚えてないのよ。夕方から飲んでたからベロベロで。なんか変なこと言ってなかった?」。そんなことないよ。俺が店に入って少し話しただけですぐ帰ったし。
皆さん早仕舞いで0時閉店。さて今夜はどこで飲もうかと歩きまわったがほとんど閉まってる。マジかよ。お盆だぞ? 結局昨日と同じMへ。常連2名があとから来てカラオケ祭り。今日は出番がなさそうだ。小一時間じっと大人しくして帰った。
あ、前日にJOYSOUNDのデンモクで見つけた名曲(珍曲)を紹介しておく。鈴木ヒロミツの「でも、何かが違う」があったんだ。
刑事ドラマ「夜明けの刑事」(1974年〜)の43話からのエンディングテーマ。リアルタイムで聴いている。作詞作曲のマチ・ロジャースは、FreeやBad Companyの名ボーカル、ポール・ロジャースの奥さん(日本人。お姉さんがドラマのプロデューサーだったとか)。その縁でポールは「Yoake No Keiji」という渋い挿入歌も提供している。「でも〜」はマチの作曲とあるがポールがマチに著作権を譲ったのではないかと思わせるくらいにポール色が強い(70年代ブリティッシュの最たるもの)。とまぁこんなすごい曲がJOYSOUNDに入っている。歌わないほうがどうかしてる。
(歌詞)
想い出の丘が あると言う
なつかしい人々が 住むと言う
想い出の丘に 残してきたものを
とりにおいでよと 小鳥がささやいた
駆けてゆくには 遠すぎる
歩いてゆくには もう若くない
想い出の丘が そこにあるなら
それだけで それだけで 幸福だよ
でも 何かが違う でも何かが違う
でも 何かが違う でも何かが違う
ついでに書けば、このシリーズは全部カラオケ化してほしい。どれも名曲だ。
・鈴木ヒロミツ「何処かで失したやさしさを」(「夜明けの刑事」87話〜及び「新・夜明けの刑事」。作詞・作曲:マチ・ロジャース)
・鈴木ヒロミツ「愛に野菊を」(「明日の刑事」エンディング)
ポールの「Yoake No Keiji」について言えば、2010年だったか再結成したBad Company名義で来日、突然生ギターで演奏したことがあった。一度YouTubeで見たが(もう削除されてるはず)、ポールが歌いはじめたときのどよめきはハンパなかった。あの曲はポールと日本の洋楽ファンとのぶっとい絆そのものである。あの場所にいたかったなぁ(2005年のQueen + PaulRogersには行っている)。
ここらへんは、書くと止まらないのでまたにする。