港町の山小屋だより

2021年5月、被災地石巻に焼酎と洋楽を楽しむBAR「山小屋」がオープン。東京在住(石巻出身)オーナーYがゆるーく情報発信しています。

7/23(金祝) 石巻在住者との距離感

朝、RママからLINE。「少し早めに帰ろうと思う。すぐ出られる?」はいはい、早めの行動はウェルカム。11時に待ち合わせ。
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月曜のRママの日に来てくれたKちゃんIちゃん母娘のイベントが明日から始まる。準備中のところへ二人で顔を出した。明日から始まる書道展の飾りつけで忙しそうなので早々に辞去。駅に向かう途中で花屋を見つけたので「お花を届けよう」とアレンジメントを注文した。山小屋とRの連名。きっと喜ぶだろう。

Rママを駅で見送り一人ランチ。人気店のしぇんろんに行ってみた。居酒屋時代に行ったことはあるがラーメン専門店になってからは初めて。一番人気の麻婆メン。山椒の痺れる辛さがガツンと来るが、見た目ほど辛くない。隣の席に高校同期Kが来た。頼りになる奴。いつもこうして市内の飲食店で写真をSNSに上げている。仕事がらみもあるのだろう。

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最近、市内で友人に会っても驚かれなくなっている。石巻に滞在していることをこうして発信しているからだろう。もう少し驚いてほしいのだが(笑)。

店に戻りカフェタイム。今日は上野コーヒーに仕入れに行くので早仕舞いの予定。そこへ同期MからLINE。イベントポスターを貼りに行きたいという。お、初めてのご来店だ。ドア陰からひょいと顔を出しヨウと言う。カウンターに座りしげしげと店内を眺めていいねと言ってくれるのだが、なぜか心に沁み入ってこない。実はこの店を始めようと考えたとき、Mの力を借りれば何とかなると思っていた。旧家の子息で顔がひろく若者からも慕われている。彼がこの店を紹介してくれたら、いやこの山小屋に立ってくれたら、俺は苦労して毎週帰らずとも店は大盛況なのではないか。そんか妄想が頭を駆け巡った。それくらいの力量をもった奴なのだ。

昨秋に店をやることに決めたからいろいろ手伝ってほしいと頼んだが、あまり乗ってこなかった。コロナ禍での外出、東京モンとのからみで家族に迷惑をかけたくないのだろう。それはそうとして自慢の軽トラで荷物運びを1回ぐらいやってもらいたかったがほとんど音沙汰なし。もういいや、他人を当てにした俺が馬鹿だったと一人黙々と作業した。震災から10年が経ち、コロナ禍中に居酒屋開店など甚だ場違いな、KYなことをやっている自覚は十二分にあったが、こうして近しい友人から遠巻きにされるのは「この場違い野郎」と正面から罵られるようで正直つらかった。本人の前でそんなことは言えず、アイスコーヒーを出して30分ほど会話しただけ。10年前の震災を経て旧い友人と絆を深めてきたつもりだが、東京との往復では限界がある。10年経って石巻で店をやったところで「今頃何してんの?」と思われて当然だ。まぁここから失地回復していくしかない。壁に「おがつの匂い」ポスターを貼ってカフェタイムは閉店。

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パーキングからバイクを出し蛇田の上野コーヒーへ。フレンチロースト4袋購入。ここはなんだかリラックスできる。店主は高校同期だが話すようになったのはここ4〜5年だ。彼も東京出戻り組なので仲間意識があるのかもしれない。こいつならわかってくれるという甘えが自然に出る。逆に言えば、石巻在住者=震災経験者へのコンプレックスからいつまでも脱却できずにいるってこと。

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ほかの客が来たので狭い店(焙煎小屋)を出て蛇田から大街道、中里を回り買い物を済ませて店へ。バイクは店の前の古井戸通りに突っ込んだ。人が通るだけだし邪魔にはならないだろう(酔っ払いのイタズラが怖いが)。

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さてバータイム。

 

…暇だ。

 

暇なのでかき氷のメニュー作り。ワードで書いてプリンタ出力。昨日のうちに、いちごジャム、ブルーベリージャム、アップルシナモンジャムからシロップを作ってあったが、試食しても大した美味しくない。甘味も風味も足りない。かき氷にはガツンと甘味がほしい。かき氷は脳で食べるのだ。毒々しい色と甘さと冷たさが脳天を突き抜けてこそのかき氷。ということでイオンでシロップを買い直していた。それでもせっかく作った手作りシロップなのでメニューに載せておく。


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この日もあの人が来た。たまらず説教した。それは後日書く。暇な時に限って重たい客が来る。当日はよいが、こうして後でブログにするのがしんどい。