港町の山小屋だより

2021年5月、被災地石巻に焼酎と洋楽を楽しむBAR「山小屋」がオープン。東京でサラリーマンをしながら毎週末に石巻に帰ってバーを開く生活を続けて2年。そして2023年4月、37年ぶりに石巻にUターン。昼間の事務職とバー経営の二足のワラジを履くオーナーYがゆるーく情報発信しています。

5/15(土) 近所のライバル店?を視察


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今日から昼の開店時間を13時から14時に変更。早く来られるとバタバタするし14時がいいところだろう。店の掃除を済ませて昼食を兼ねた賄いを食ったあと、「ぼう」のイベントに顔を出してみた。


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阿佐ヶ谷の居酒屋「酒女うろこ」が石巻に出張。すずきユッケ、ホヤ酢、ミョウガとセロリ浅漬けなど、どれも美味しそう。腹は減ってなかったがあれこれ食ってしまった。

ここは在京オーナーさんが石巻に出した店。前にふらっと入ったことがあり、メニューや値付けが近いので気になっていた。通りに面していてイベントもしやすいロケーション。ライバルと呼ぶには山小屋と開きがありすぎる。でもここを意識してやっていきたい。

昼は結局一人も来ず。仕込んだソーセージトマト煮も冷凍庫行きだ。暇なので脚の取り付けが途中だった椅子の組み立て。脚の組み合わせ方がやっとわかり4脚座れるようになった。一人座ってコーヒーをすする。毎日こんなことばっかりだ。


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夜は「ぼう」のスタッフさんが飲みに来てくれた。ライブも盛り上がったらしい。せっかく石巻に来られたのだから、と「これが石巻ソウルフードです」と必殺おくずかけを出した(写真なし)。〆にちょうどよいと大好評だった。よっしゃ、爪痕遺したぜ(笑)。

ちなみにGWのときと作り方を変えてみた。干し椎茸で出汁をとるのは諦めて既製品のしいたけ茶を使うことにした。具もシンプルに里芋とインゲンと豆麩のみ。これなら先に煮込んでおいて冷凍したものに醤油やしいたけ茶で味つけすれば簡単にできる。

0時で客足が引いたので、ちょっと飲みに行くことにした。近所のL。正月に一度来て気に入ったスナック。ママとは久々に会う。店を無事にオープンできたことを報告。0時半を回っていて30分しかいられなかったが去年から通っているお客さんにも店の名刺を渡し「おもせごだ(面白いことだ)。今度こごのママと一緒に行んから」と言ってもらえた。

山小屋を始めてから石巻の馴染みの店に行けなくなったのは寂しいが、いつか機会はあるだろう。店主と客の入れ替わりも楽しい。何より自分の生まれ育った石巻の街中を、ごの町の人間として闊歩できる充実感は何物にも代えがたい。


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店に戻り、東京から持ってきたソファベッドを組み立てる。ヤフオクで4000円ほど。ニトリ製で新品なら1万円以上する。いろいろ探したがこのタイプが一番いいと判断。組み立てたらサイズ感ばっちり。これで仮眠できる。モニター画面に正対してDVD鑑賞もできる。


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しばらくこの配置にしてみよう。3人以上の団体が来たらこのスペースに放り込めばよい。DVD観るなりギター弾くなり好きにさせよう。

結局このまま寝てしまった。4時頃に寒くて目が覚め、店を閉めてアパートに帰った。