港町の山小屋だより

2021年5月、被災地石巻に焼酎と洋楽を楽しむBAR「山小屋」がオープン。東京でサラリーマンをしながら毎週末に石巻に帰ってバーを開く生活を続けて2年。そして2023年4月、37年ぶりに石巻にUターン。昼間の事務職とバー経営の二足のワラジを履くオーナーYがゆるーく情報発信しています。

4/4(日) なんとか帰京

土曜は何もせずただただアパートで眠った。テレビもWi-Fiもないので一日中ラジオを聴いていた。夜、何か温かいものか食べたくなり出前館を初めて使った。1500円OFFクーポン使用。焼肉丼とハンバーガー2個。正直、あまり美味いものではなかった。

日曜の朝、スッキリではないが前の日よりはマシという程度。まぁ帰れるだろうと出発。店に寄り、ソファー残骸を車に積み込む。古いカウンターチェア3脚と一緒に調布の粗大ゴミに出す。

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仙台東部道路で相馬まで行き、東北中央道で霊山ICまで行って二本松方面へ。途中の県道で見事な桜を発見、車を停めた。花見をしている場合ではないが、今回石巻で何もできなかったのでせめて桜だけでも愛でたいと思った。


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秋山の駒ザクラというらしい。樹齢500年のエドヒガン。女神山を背景にした居住まいは見事である。福島といえば三春の枝垂桜が有名だが負けてない。岡山の高梁あたり、宮本武蔵の生地でも似たような桜の丘を見たことがある。こうして里山のなかを走るとつくづく思うが、桜の木は山の尾根伝いや川沿いなどいたるところに生えている。公園での花見なんかより、こういう里山の桜こそが美しい。

福島からはずっと下道で、草加から外環道に乗り20時半に家にたどり着いた。明日からまた仕事。速攻で寝よう。