港町の山小屋だより

2021年5月、被災地石巻に焼酎と洋楽を楽しむBAR「山小屋」がオープン。東京でサラリーマンをしながら毎週末に石巻に帰ってバーを開く生活を続けて2年。そして2023年4月、37年ぶりに石巻にUターン。昼間の事務職とバー経営の二足のワラジを履くオーナーYがゆるーく情報発信しています。

11/23(月祝) やや低調な最終日

最終日なのに朝からトラブル続き。前回滞在から洗っていなかったアパートの毛布やシーツを毛布コースで洗濯して吉野家で朝食をとり、干しに戻って蓋を開けたら水が満杯。失敗したようだ。ずぶ濡れの毛布をビニール袋に詰めて水押のコインランドリーに行き脱水と乾燥。その間に家賃を払いに立町に行ったら大家のカフェが閉まってた。メールしたら毎月曜は閉店とのこと。今月分は振り込むしかない。店に行きショーケースの電源を引っこ抜きブレーカー落としてシャッターを閉める。最終日なのに何もできなかった。コインランドリーに戻って生乾きの毛布を引き取りアパートで部屋干し。この時点で13時半。どこかで飯を食わなきゃと中里の紅蘭に行くと注文を聞きにこない。意地を張りひたすら待つ。やっと来た。5分ロス。レバニラ炒めと芋の飴炊き。隣は敵の配管屋だったか。二度と来るか。丸二日作業したが孤独感がハンパない。やれどもやれども開店の目処が立たない不安を誰にも言えない。手伝ってくれると言っていた友人も来る気配がない。俺が店をやるのを冷ややかに眺めているのかもしれない。といって手伝ってくれとは言えない。水没ショーケースをカウンターの中から外に出したいが俺1人では無理だ。茅葺きの撤去もトイレの草取りも旧いスピーカーケーブルの撤去もソファーの除菌もぜんぶ俺一人でやるしかない。開店準備、もっと楽しいかと思っていたがつらいことばかり。どいつもこいつも日和見主義者。あるいは火中の栗を拾わずに済ませたい穏健派。孤独感で消え入りたくなる。早くも停滞期か。次回来る時は何としてもトイレに手をつけねば。


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帰りに福島飯野に立ち寄り。スナックJのママからUFOふれあい館のTシャツ全種類(!)を買ってきてと頼まれていたのだ。「NO UFO, NO LIFE」色とりどり7種デザイン。閉館間際に着いたので展示は見られなかった。相馬からいい道を見つけたのでまた来たい。展望風呂やパノラマ食堂もあり楽しめそう。帰りは高速を半分使ってJママにTシャツを届けたら仲間が勢揃いで歓待された。最後で何とか盛り返したかな。次に帰るときも頑張ろう。


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