遂に来た!
遂に来た! MICHEL POLNAREFF Ze Tour 2007
2007年2月、34年ぶりにパリ凱旋を果たしたMICHEL POLNAREFFのツアーコンサートを収録したCDとDVD。先にiPodにCDを取り込んで聴いています。第一印象は「声が変わったなー」ということ。老けた感じはしないんだけど、あの特徴ある声が色あせ、誰か他の歌手が歌っているよう。生の声は95年ROXYライブ以来で、さすがにファルセット部は出ないようです(オーディエンスに任せてる)。アレンジも13年前の路線を踏襲、特に目新しいパフォーマンスにはなっていない。ピアノの冴えは相変わらず。よく動いていますが生ピアノではないのは残念。敢えて変化を探すなら選曲でしょうか。今までなら考えられない「十二章」なんて面白いけど、特に好きな曲じゃないからなぁ。美しいピアノ曲「ガラスの涙」はうれしい。まあ求められているのは変化や成熟などではなく「健在」であること。かつての栄光から数十年、21世紀になった今、MICHEL POLNAREFFの最新パフォーマンスが堪能できることを素直に言祝ぎたい。
さぁ、今夜はDVDだ。