QUEEN + PAUL RODGERS
- アーティスト: Queen
- 出版社/メーカー: EMI Europe Generic
- 発売日: 2005/07/26
- メディア: CD
- この商品を含むブログ (1件) を見る
あの組み合わせをいろいろ言う輩もいますが、こんな極東までやってくるエンターテイナーぶりには感謝しなきゃ。その意味で、PAUL[vo]の曲(FREEやBAD COMPANY)と知るや、それまで総立ちだったのが休憩タイムとばかりにヨッコラショと座る連中には言葉を失った。大半がキムタクのドラマでQUEENを知ったファンだろうから無理からぬことだが。僕は心の中で「PAUL、好きに歌っていいぞ〜。あと、よかったら『夜明けの刑事』を歌ってくれないか〜」と叫んでいました。さすがに叶いませんでしたが、充分70'sブリティッシュを堪能しました。
僕にとってQUEENは、小説でいえば筒井康隆みたいなもので、高校卒業と同時にパタリと聴かなくなりました。バンドの歩みもその頃(80年代半ば)でほぼ停滞しましたし、もっと魅力的なバンドをいくつも知り、QUEENに戻る意味を見出せなかったのです。それこそFREEやCREAMなどにのめり込んだわけですが、ブリティッシュロックの楽しさを教えてくれたQUEENに、僕は頭が上がりません。
でも、ROGER TAYLOR[dr]の声とキャラだけはどうしても受け入れがたい。友人のQUEENファン(女性)などは「ROGERの存在が大きい。歌もうまいしね」と手放しの誉めようですが、正直申せば理解に苦しみます。