港町の山小屋だより

2021年5月、被災地石巻に焼酎と洋楽を楽しむBAR「山小屋」がオープン。東京でサラリーマンをしながら毎週末に石巻に帰ってバーを開く生活を続けて2年。そして2023年4月、37年ぶりに石巻にUターン。昼間の事務職とバー経営の二足のワラジを履くオーナーYがゆるーく情報発信しています。

フェイバリットギタリスト#1

HOT TUNAの項のついでに、70'sアメリカン“三大フェイバリットギタリスト”を挙げてみます。
1.JORMA KAUKONEN(ex.JEFFERSON AIRPLANE,HOT TUNA)

Quah

Quah

前項参照。http://d.hatena.ne.jp/ame_caline/20070705/

2.HARVEY MANDEL(ex.CANNED HEAT)

The Snake

The Snake

45年DETROIT生まれ。MIKE BLOOMFIELDやBARRY GOLDBERGなどCHICAGO(バンド名ではなく都市)系ミュージシャンのアルバムに参加したのち、69年ホワイトブルーズの雄CANNED HEATに参加、70年代以降ソロキャリアを活発化。73年MICK TAYLORの後任ギタリストを探していたTHE ROLLING STONESのオーディションを受け、そのままアルバム「Black & Blue」に参加(その後RON WOODが正式メンバーに)。
Black & Blue

Black & Blue

ブルーズやファンクのフィーリングを具えつつ、エレクトリックギターの創造性を追求した稀有なギタリストの一人。タッピング奏法を編み出した人とも言われ、この人の存在なくしてその後のロックギターの発展はあり得なかったのですが、なぜこんなにも評価されないのでしょうか? あまりに不当です。

3.RY COODER

チキン・スキン・ミュージック<紙ジャケット仕様>

チキン・スキン・ミュージック<紙ジャケット仕様>

47年L.A.生まれのスーパーギタリスト。昔、DUANNE ALLMAN、LOWELL GEORGEと並んで“三大スライドギタリスト”と言われていた記憶があります。ブルーズやロックという狭いジャンルに収まりきらない、広範な音楽性の持ち主。アメリカンミュージックの体現者とも言えます。SPIRITの項で登場したED CASSIDYが在籍していたTHE RISING SUNの主要メンバーでした(TAJ MAHALも)。

ちょっとツボを狙いすぎでしょうか? 他のカテゴリーも三人ずつ挙げてみます。乞うご期待。